7月28日に、飛田県議と自民党・公明党の市議会議員で愛知県事業の勉強会を行いました。
愛知県事業の中でも、蒲郡市にも関係のある道路建設課事業・河川課事業・港湾課事業について、愛知県の担当課から説明をしていただきました。大きな公共工事などは、やはり蒲郡市だけの話ではないので、蒲郡の動きも調整したり、要望をしていく必要があるため、愛知県の動きについても状況を把握するのは重要なことですね。
道路課
①愛知県の道路施策
防御力・保全力・成長力・魅力の4つを主眼においた整備を進めています。特に「成長力」は、リニア開通を見通して整備を進めているようですね。名古屋環状2号線、西知多道路や、蒲郡も関連する名豊道路や三遠南信自動車道などの状況をお聞きしました。
②東三河における道路施策
東三河では東三河振興ビジョンが定められ、産業振興・安全安心・観光による地域振興に向けた道路整備が行われています。蒲郡で言えば、23号蒲郡バイパスが工事中ですが、その工事は第1段階に位置付けられ、2020年代中頃を目指して計画を進めているとのことです。
③名豊道路について
みんな気になるのが「蒲郡バイパス」がいつ開通するか? これは具体的な年度までは難しいですが、長年かかっていた用地問題は昨年度完了し、現在は着実に工事が進められています。トンネルも昨年度に最後になる3つ目の豊沢トンネルが開通しました。蒲郡バイパスの未開通区間は残り9.1km。予算も非常に多くつけてはいただいていますので、少しでも早い開通を期待したいところです。
④大塚金野線について
蒲郡バイパスで新設される「金野IC」から、大塚の鎌倉交差点までを通る道路。長いトンネルや、JRとの交差もあり時間のかかる工事ですが、着実に進めていきたいというお話でした。
⑤鹿島拡幅について
形原・西浦の住民にとって、ずーっと気になっているのはカインズ前の4車線化。100mの鹿島大橋、新拾石橋の事業費確保が課題になっています。
ただ、昨年度は新拾石橋について設計検討に着手し、鹿島大橋は本年度に設計検討に入る予定で、少しずつですが具体的に話が進み始めた様子です。愛知県の担当課も、具体的な今後のスケジュールは示せない状況だが、早急にめどを立てていきたいというお話でした。
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