行政視察2日目の11月15日、常総市に続いて、つくば市にも伺いました。
11/15 茨城県つくば市「防災の情報伝達」
テーマは「防災の情報伝達」ということで、同じく防災関連の内容。
つくば市は筑波研究学園都市として、官民合わせてさまざまな教育機関・研究機関が集積しています。その中で、つくば市・防災科学技術研究所・SHARPが連携して行った、ICT家電に関する取り組みを中心に伺いました。
蒲郡市には屋外スピーカーでアナウンスが流れるアレ、防災行政無線子局が市内いたる所にあります。
逆に、つくば市は財政的に豊かで普通交付税不交付団体であるため、建設に補助金などを活用できず、子局が全域をカバーできるほど多くないそうです。もちろん市民に対して災害時に情報発信が必要です。
そんな時に目を付けたのはICT家電。最近ではアナウンス音声が流れる家電も増えてきている中で、防災行政無線子局を増やしたり、受信機のラジオを手配するのではなく、もともと各家庭にあり普及しているICT家電を使うという発想の転換は「なるほど!」と思いました。
まだ実証実験の段階ですが、郵便番号単位で発信が可能だそうで、アナウンスのしやすさなど含めて、将来的には導入が進むシステムだと感じましたし、今後の展開が楽しみな技術でした。
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