鈴木将浩のまったり活動ブログ

行政視察④ 埼玉県さいたま市

行政視察3日目の11月16日、埼玉県さいたま市に伺いました。

11/16 埼玉県さいたま市「デジタル推進」

テーマは「デジタル推進」で、さいたま市の掲げる「さいたまデジタル八策」を中心に伺いました。
さいたま市は、時事総合研究所の「全国自治体DX推進度ランキング2023」で第1位に選ばれました。

このランキングは「DXの推進体制等」「行政サービスの向上・高度化」「情報セキュリティ対策」「デジタルデバイド対策」「マイナンバーカードの交付状況」の5つの観点から比較されています。職員の方も話をされていましたが、多方面で様々な取り組みを進めていることが、今回の評価に繋がったようですね。

埼玉市は134万人ということで、蒲郡市とは自治体規模も大きく違うので、当然すべて出来るわけではありませんが、参考になるヒントが非常に多くありました。

「地域ICTリーダー」という制度で、養成講座で市民がリーダーになり、スマホ講座の講師を務めていたり。
小中学校では不登校児童に対して、メタバースを活用した学習支援を行ったり。
自治体の回覧板で、紙面だけではなく、スマホアプリを使った回覧・広報のモデル事業をしていたり。
RPA・AI・生成AIの活用や、kintoneなどの利用も含めた行政のDX化推進を進めていたり。

私も蒲郡市議会でいろいろ提案してきた内容を含めて、多岐にわたって新しい取り組みを進めている印象でした。

それらを進められる根幹として、行政職員へのICT教育や体制づくりも上手く行っているのが印象的でした。
職員のなかでICTマネージャーやICTリーダーという取組みで、各部局・各所属に規程の人数を設けていたり、DXに関するマインドセット研修を全職員に対して行ったり、「用語が分からない」というアンケート結果から「かわら版」をはじめたり……底上げ&高度人材育成に力を入れているそうです。

デジタル関係の担当職員が応対してくれたので当然かもですが、日常生活では聞かないようなデジタルの専門用語が出てきたり、レベルの高さが伺えるなーと思いました。

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