先日、中日新聞の一面にも掲載されたのでご存知の方も多いはず!
蒲郡市でオンライン診療の実証実験が、2020年11月~2021年3月の期間に行われます。
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愛知県蒲郡市でオンライン診療の実証実験が始まるのを前に協定式が行われました。
行政や病院、企業などが連携して診療から薬の処方、決済までをオンラインで完結させる医療体制づくりに取り組むのは全国でも初めてです。
オンライン診療の実証実験の協定を結んだのは蒲郡市と、通信事業者、市の医師会、薬剤師会です。蒲郡市で行われる実証実験は診療から薬の処方決済までを全て、オンラインで行うものです。
蒲郡市によりますと行政や病院、企業などが連携して診療から薬の処方、決済までをオンラインで完結させる医療体制づくりに取り組むのは全国でも初めてということです。
新型コロナウイルスの感染拡大で医療機関で受診を控える動きもある中自宅で多くの医療を受ける狙いなどがあります。実証実験は来月1日から来年の3月までで全ての蒲郡市民が対象ということで市は、来年度以降の本格実施を目指しています。
(参照:メーテレニュース)
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今回の実証実験は、診療から薬の処方、決済にいたるまでをオンラインで行うもの。
・自宅でパソコンやスマホ、タブレットを使って診療を受ける+オンライン決済
・診療をもとに薬の処方を受ける+オンライン決済
・処方された薬が自宅に宅配される
流れ的には、こんなイメージで考えてもらえるとシンプルかと思います。
いろいろ話を伺いましたが、最初に中日新聞で報道された内容ほど「さぁ、本格導入だ!」というほどではなく、あくまで「実証実験」という感覚のようですね。実際の医療機関や薬局で、タブレットなどを使用してオンライン診療や処方を実施し、「どういった方が利用されるのか」「どこに問題点があるのか」「今後の課題は何か」などを見定めていくのが、今回の期間かと思います。オンライン診療といっても、イチからシステム開発をするわけではなく、元からあるサービスを使うような話でも聞いてるので、まずは……といった感じでしょうか。
個人的には、「オンラインの活用」はここ何回かの一般質問でも様々な視点で訴えていますし、医療の分野で進められることは非常に嬉しく思っています。実際にやってみて、さまざまな問題点や課題が出てくるかと思いますが、それらを解決すれば、市民サービスとしては向上するのは間違いありませんので、ぜひ有効活用していただきたいですね。
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