西浦小学校で「小学校プログラミング楽手授業公開」が行われたので行ってきました。
来年度からは、いよいよプログラミングの授業が取り入れられます。算数や理科の教科書の中で、プログラミング学習の項目が入ってくるということで、実際にその内容に沿った授業が行われました。ちなみに、西浦小学校は蒲郡市教育委員会の委嘱を受けて、本年度授業実践に取り組んでいる小学校です。
5年生 算数「正三角形の作図の仕方」
Scratchというソフトを使って、さまざまな図形を書く授業。Scratchは有名なソフトで、NHKとかも取り上げていたりしますね。キャラクターが歩いた場所に線が引かれるソフトで、「100歩歩く」「90度曲がる」「4回繰り返す」とかを組み合わせて図形を書いていきます。
その中で、内角・外角の関係のような算数の授業だけでなく、どんなプログラムを組み合わせれば書きたい図形がかけるか、といった論理的な思考を学べる授業でもありました。
6年生 理科「プログラミングして電気をつけてみよう」
電気や豆電球についての授業で、MESHという機械を使った授業が行われました。MESHは「明るさ」を感知するセンターだったり、スイッチ代わりになったり、人や温度を感知したり、さまざまな用途に使えるキットです。蒲郡JCの2019年度10月例会でも使用したので見知っていたので理解しやすかったですね。
今回は「明るさ感知」と「スイッチ」の2つのMESHを利用して、「暗くなったら明かりがつく」というプログラムを組んで、豆電球と連結させる授業でした。日常のセンサーを利用したもの(近づいたら明かりがつくなど)が、どんな仕組みで動いているのか?など、興味を促すような部分もあり、そのような意味でも良い授業でした。
2020年度から、本格的にプログラミング学習が始まるということで、今後の動きに注目しています!5年後くらいには、1人1台タブレットを持つ時代がやってくるそうで、そうなったときの授業の在り方も考えていく必要がありそうですね。
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