1月25日に開催された防災セミナーに参加してきました。
日産自動車の方による講演会で、防災の観点で電気自動車(EV)をどう活かすか?という内容。また、会場外にはさまざまな団体の活動紹介や、防災グッズや簡易トイレの展示などが行われていました。
被災地に関するニュースでよく目にするのが停電。平成30年だけで700万戸以上の停電が発生しています。また、東日本大震災以降、5割以上の方が「停電」が不安であるという回答もあります。
そういった時に、EVは「蓄電池」としての活用が可能で、バッテリーに貯めた電気を非常用電源に活用できます。日産リーフe+のバッテリー62kWhで、スマホ6,200代充電や、一般家庭では4日分の給電が可能と言われています。一般的な定置型蓄電池と比較してコスト的にも安いというメリットや、そのまま移動できるという大きなメリットもあります。
実際に、千葉県長期停電においては、合計50台以上の日産リーフを提供し、非常用電源として使用されたようです。給電中でも無音であったり、無排気だから安心出来たり、高出力で同時に多様出来るという様々なメリットがあります。自治体と災害協定を結んでいたりもするので、積極的にこのようなものは取り入れていくべきだろうなと思いました。
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