7月28日に行われた愛知県事業勉強会、その2。
豪雨からの河川氾濫、というニュースが非常に多く目にするようになりました。他人ごとではなく、蒲郡でも発生してしまう可能性があります。そうならないために、河川の改修や浚渫工事が必要になってきます。
※浚渫とは?
港湾・河川・運河などの底面から土砂などを取り去る土木工事のこと。川の底が深ければ深いほど氾濫は起きにくいので、土砂が堆積して浅くなってしまうと危険性が高まるため、洪水対策として重要な工事になります。
河川課
①落合川・西田川の河川改修
昨年度も一部河川改修を行い、本年度も予算がついているので工事を進めている。
②危機管理型水位計
落合川の大坪橋、西田川の昭和橋の2カ所に設置されています。従来の水位計と比べて1/10程度の予算で導入なため、愛知県内でも多くの河川で設置を進めている。蒲郡では、市民がスムーズに避難できるように、愛知県と蒲郡市で、危機管理型水位計を使用した避難勧告等の判断・伝達に関する意見交換を行って、活用方法に関する検討会を開催したようです。蒲郡市防災計画にも、運用方法が記載されていて、先進的な取り組みだというお話でした。
ちなみに、水位情報はコチラから閲覧可能です。
川の水位情報
③鹿島地区
蒲郡海岸の鹿島地区(ベイシアの西側)について、老朽化対策を行っている。
④紫川の浚渫
大塚にある紫川が、河川内で草が生えてしまい非常に水通りも悪い状態だったため、令和元年殿補正予算で浚渫を実施。引き続き、下流から浚渫を行っていく予定だそうです。
⑤樹木の伐採
川の中に樹木があると、水の流れが悪くなったり、いざという時に樹木が流れて護岸を破損する可能性もあるため、国でも積極的に樹木伐採は進めているそうです。豪雨に対する対策として3ヶ年の集中対策が国でされていたが今年が最後の年。さらなる延長についての検討も進められているそうです。
ちなみに、蒲郡市では落合川で6本の樹木伐採が行われました。
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