3月4日に行った一般質問について、「政策推進に関する課題」というテーマで、大きく4つの点で確認させていただきました。そのうちの3つ、簡単にですが要点をまとめて、ブログでご紹介させていただきます。
ちなみに、YouTubeでもアップされていますので、よろしければぜひご覧ください。
データ利活用について
近年のデジタル・DX化の影響もあり、ビッグデータの利活用も進む中で、行政では EBPM(Evidence Based Policy Making)という「証拠に基づく政策立案」が求められるようになってきました。
自治体によく利用され、蒲郡市でも使用されているビッグデータ関係のツールは様々あります。ちなみに、RESASやe-statは誰でも見れるので、ビッグデータって何?という方は、一つの参考事例として、ぜひ一度ご確認ください。
RESAS resas.go.jp/
e-stat www.e-stat.go.jp/
DS.INSIGHT ds.yahoo.co.jp/service/insight/
上記以外も含めて現状はデータやツールが揃ってきていて、市職員向けの研修も行われています。ただ、まだまだ具体的な活用事例には繋がっていないようです。
アクセス解析について
データの一つとしてアクセス解析があります。ホームページのアクセス数だけでなく、その他多種多様なデータを確認することができます。単なるアクセス数で一喜一憂するのではなく、様々なデータを集約・分析し、ホームページや施策の改善に繋げる必要があります。
これは市のホームページだけでなく、例えばサーキュラーシティやがまごおりじなるなど、新しく作ったサイトも当然必要になります。ただ、まだまだ十分とはいえない対応状況で、せっかく対外に発信できるサイトなので、うまく使えるようにして欲しいと感じています。
具体的な活用に向けた取り組みについて
データはあるけど活用が進んでいない、という実態もあるので、少しでも職員の皆様が使いやすい環境整備が必要になります。例えば、各種ツールがある中で、各データを紐づけて1つ閲覧できるツールがあれば、職員の皆様の使い勝手も向上すると思います。各ツールを一覧化し、解説を載せたページが1枚あるだけでも最低限良いのかなと感じます。
また、職員の皆様にデータ利活用を身近に感じてもらうため、データの分析・活用に関する提案制度を行うとか、職員提案制度のなかにデータ部門を作るなど、実例を作る取り組みがあっても良いのかなと思います。
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