鈴木将浩のまったり活動ブログ

eスポーツ・ゲームの活用③

eスポーツやゲームは、福祉や教育の現場だけでなく、観光や地域活性、コミュニティづくりなどにも活用されています。

観光&地域活性化について

蒲郡市と同じ全国の温泉観光地では、eスポーツ大会を開催したり、合宿を誘致したりと、徐々に活用が広まっています。会議や研修を呼び込むMICEの1つとしても、eスポーツは効果的であるかと思います。

他にも、地域資源に触れてもらう機会を増やす取り組み事例もあり、例えば富山県の老舗酒蔵で、eスポーツと地酒・伝統を味わえるイベントが開催されました。 地域資源に触れてもらうための呼び水として、eスポーツを使うのも面白いのではないかと思います。(写真右)

いきなり単独開催が難しければ、農林水産まつりでeスポーツ大会の時間を作り、今まで来たことがないような人を呼び込み、農業・漁業の物産に触れていただくのも良いかと思います。それ以外に、単純に宿泊施設での開催も面白いかと思いますし、誘客ツールの1つとして、いろんなアイデアができそうかなと思います。

新たなコミュニティづくり

商店街のアーケードやスーパーの一画を使って小規模なeスポーツ大会を開催し、コミュニティづくりをしようという動きが出始めています。とりあえず参加してみんなで遊んでみない?から始めると、今まで集まりづらかった若者が足を運ぶようになってくれたそうです。蒲郡でも例えば、商店街の空き店舗や公民館などで開催し、今までとは異なる層をコミュニティに引き込む仕掛けになるかなと思います。

例えば、公民館の大きな部屋でeスポーツ大会を開催する。子供が集まり、若者が集まり、両親やおじいちゃん・おばあちゃんも来て、みんなでゲームでワイワイ遊ぶ。家族対抗戦をしたり、地区の高齢者vs子供の対抗戦も面白いかもしれません。eスポーツを使った地区の運動会みたいな形で、地域の人が集まる場づくりができるんじゃないかなと思います。

eスポーツやゲームは、ツールの1つとして将来的に見過ごせないも野になります。私と同世代くらいは、子どものときにゲームが当たり前に存在していましたし、今の中高生の男子の9割以上、女子でも8割弱がゲームをしているという厚労省の調査結果もあります。今後ますます、eスポーツやゲームを受け入れやすい層が増えていくため、先を見据えて調査・検討を進めていく必要があるかと思います。

市民への普及と理解

市民の理解を得るのも重要です。まだまだ社会的に悪いイメージもあり、行政も実施しづらいのが正直なところです。だからこそ、行政がゲーム障害などは適切にケアしつつ、eスポーツやゲームを活用し、少しずつ市民に理解していただく必要があるかと思います。そのためにも、小規模でも、イベント内の1つ企画でも良いので、実験的にeスポーツに関するイベントを開催してみると良いのではないかなと思います。

eスポーツやゲームを「ただの遊び」「子供には害悪」というマイナス面ばかり目がいってしまうと、良くも悪くも活用できないと思います。蒲郡市にはeスポーツやゲームを1つのツールとして、どんな活用が出来るかを考えて欲しいと思います。

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