鈴木将浩のまったり活動ブログ

総務委員会@大和郡山市のコミュニティバス②

大和郡山市の行政視察、つづき。

大和郡山市のコミュニティバスは3路線で平日は毎日運転。もともとは、東部地域の少子高齢化によってバスが廃止・減少する中で、地域の交通の足として平成17年度から本運行が始まりました。平成30年度の利用者数は38,790人と非常に多く、大和郡山市としての負担は3,600万円となっています。

蒲郡市と比較すると、新しく始まった東部・西部の結果はまだですが、形原で言えば週3日運行で年間約5,000人の乗客数です。この数字でも、年々伸ばしてきているので凄いのですが、利用者数という点では大和郡山市は非常に効果を上げているという印象です。やはり、10年間で路線の見直しや延長を進めていったのはもちろん、平日毎日運航というのは大きいのかなという印象です。

形原だけでいえば、蒲郡市の負担は約350万円で、現状の3路線では凡そ1,000万円程度かかる計算になります。週3日と週5日という違いはありますが、経費という点では蒲郡市は上手く抑えられているという状況でしょうか。ただ、一方で名鉄バスに4,000万円や、高齢者タクシー割引に1,700万円の補助をしているという点を見ると、様々な市町村の事例を勘案しながら、限られた予算でどのように公共交通を作っていくかを見直すべき時期ではあるかなと思います。

面白い取組みとしては、コミュニティバスを応援する自動販売機が設置されていたりすることでしょうか。市内に1台だけで、年間で6万円前後と少ないですが、蒲郡市もバス亭やバス本体の広告以外にも、いろいろ取り組んでいく案の一つとしては良さそうですね。
また、コミュニティバスが走っていない地域を中心に、高齢者の外出支援に特化した施策を実施予定のようです。これは大和郡山市が軽自動車を購入し、それを自治会にリースをして、その自治会が軽自動車を利用したサービスを行うものらしく、近々実施をされるそうなので、この経過も見ていこうと思います。

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