鈴木将浩のまったり活動ブログ

蒲郡市産業振興ビジョン 改めて詳細確認

令和3年12月に制定された「蒲郡産業振興基本条例」から始まり、その後に議会でも委員会報告等もあった「蒲郡市産業振興ビジョン」ですが完成版が先日ホームページにも掲載されました。出来上がった冊子版も配られたので、改めてじっくり読みなおしてみることに。

蒲郡市の産業に関するデータが凝縮していたり、それらをもとにしたビジョンが示されていたり、掲載プロジェクトも少しずつ形にする動きが始まったり。具体的手法は4つのプロジェクトを除いて、割とざっくり記載な部分もあるので、今後この蒲郡産業振興ビジョンをもとに、関係各所が具体的にどう動いていくのかがポイントだろうなと思います。

蒲郡市産業振興ビジョン
www.city.gamagori.lg.jp/unit/sangyo/sangyoshinkouvision.html

 
 

目的・理念・方針・将来像等

 
 

各種産業デ―タ

どうしても直近デ―タはなく、新型コロナウイルス感染症の影響がどこまで広がっているかまでは分かりませんが、それでも第一次産業~第三次産業のそれぞれの状況について、データから見ると分かりやすくていいですね。

地域経済循環図なども、改めて私もRESASというビッグデータのサイトで見ましたが、蒲郡は岡崎や豊川と大差なく、豊橋が97%、西尾が約110%、豊田は約150%などなど。何となく豊田市は分かりますが、岡崎・豊橋・西尾を比べた時に、なぜ西尾市がここまで多いのかなぁ~とか思ったり。こういった色んな分析からも、新たなヒントも得られそうですね。

<産業全体の動向>

 
<第一産業の動向>

 
<第二産業の動向>

 
<第三産業の動向>

 
<地域経済循環図>

 
 

施策と取組

「柔軟性の強化」「挑戦への支援」「連携の推進」の3つの基本戦略から、施策の方向性→具体的な取り組みが一覧になってまとめられています。各種産業に対する課題や、将来の社会的な動向なども加味しながら項目があげられている印象。さすがに、1つ1つについて個別具体的な取組内容までは記載されてはいないので、ここから施策や企画として具体策をどう展開していくか注目です。

ちなみに、これらをもとに産業振興促進の第一歩として、4つのプロジェクトとして「次世代につなぐ地場産業活性化」「農水観連携によるコンテンツ創造」「サテライトオフィス誘致による観光地活性」「がまごおり産業創造プラットフォーム構築」が立ち上げられています。こういったのが、目標である2032年度までに次々出てくると良いのかなと思います。

 
 

KGI・KPI

KGI・KPIは、目標を達成するための指針のようなものになります。どちらかというとビジネス・経営の部分でよく耳にしますね。

KGI 目的を達成するための最終目標(2032年に到達したい最終目標)
KPI KGIを達成するための中間目標(KGI達成に向けた年次目標)

ビジョンや方針を策定するときに、結果を求めないと意味がないと個人的に思ってるので、KGI・KPIの設定は良いなと思います。ただ、KGIが軒並み基準値以上になってたり、施策と取組=KPIの指標が合致してない部分もあるように感じる部分もあったり。こちらのビジョンをもとに、具体策が進んでいき、それが数値的にも効果を及ぼして、初めて策定に意味が出てくると思うので、今後の動向に注目していきたいと思います。

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