鈴木将浩のまったり活動ブログ

豊川市の豪雨被害 ボランティア現場へ

6月2日の台風に伴う豪雨災害で、床下浸水・床上浸水の被害にあわれた豊川市の現場に伺いました。

技術系災害ボランティアの活動もされてる「防災・災害ボランティア かわせみ」の方から情報をいただき、浸水被害にあわれた住宅の復旧作業のボランティア活動を拝見しました。1カ月以上が経った今でも毎週週末に集まって活動をしているそうで、実際に目の当たりにすると、浸水被害後の復旧には時間が要することを肌で感じました。
 
防災・災害ボランティア かわせみ
www.npo-kawasemi.org/

 
水さえ引いてしまえば、一見すると解決したようにも見えます。しかし浸水被害にあった時、単純に床を張り替えて終わりにはならず、床下部分がどうなってるか、断熱材の状況がどうなのか確認が必要ですし、貼り換え前には床下部分の木材も乾かす必要があるそうです。もちろん床上浸水の場合は、家具などにも多大な影響があります。

(左)床下部分に溜まっていた水を抜き、床部分をめくって一旦木材なども乾かしている様子。
(右)左の柱部分まで浸水してしまったようで1か月後の今も元の生活には戻り切れていないとのこと。
 

(左)部屋だけでなく、押入の床部分も浸水被害のため修繕が必要になる場合も。
(右)床下を乾燥させるために扇風機で送風中。ボランティアも送風機を持参して対応。

 
実際に床下にも少し入らせていただきましたが、作業をしているボランティアの方には頭が下がります。お家によっては、この狭い隙間から奥に入って行って、床下で土砂を取ったり、様々な作業をする必要があるということで、本当に大変な作業だと思います。

 
また、別の現場も見させていただきましたが、床下の確認も含めて床部分を切り取ったとき、床部分のすぐ下のウレタンが茶色く変色して、水がまだまだ大量に含んだ状態でした。手で絞ると凄い量の水が出てくるくらいで、1か月以上が経ってもこの状態が続いていて、コレだといつまで経っても木材も乾きません。

実際に浸水被害があった時に必要な対応策はもちろん、そのために動いてもらえるボランティアの皆様への対応など含めて、蒲郡ではどのような点が課題になるか考え、その部分の対応策なども進めていけるようにしたいと考えています。

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