鈴木将浩のまったり活動ブログ

蒲郡市の「小中一貫教育」の推進について

4月14日の文教委員会で「蒲郡市立小中学校における小中一貫教育の推進について」が議題として上がりました。

数年後以降の話にはなりますが、「小中一貫教育」を蒲郡市全域で実施をするという方向性で現在進んでいます。中学生以上はおそらく関係ありませんが、今の小学生以下の子供には影響があるかと思いますので、保護者の皆様などは少し注視していただければと思います。

 

小中学校の学級規模の現状

現在でも全学年が1クラスでクラス替えが出来ない学校から、複数クラスが存在している学校まで様々な規模があります。令和2年度と令和22年度を比較した際に、小学校や中学校の学級規模はどうしても縮小傾向になります。

令和02年度
 小学校13校 小規模1・準小規模2・適正規模10
 中学校 7校 小規模1・準小規模1・適正規模5
令和22年度
 小学校13校 小規模4・準小規模1・適正規模8
 中学校 7校 小規模2・準小規模0・適正規模5

そこで、教育委員会として「小中学校規模適正化方針」が令和3年3月に策定されました。その中では、北部地区や三谷地区での小中学校の統廃合などが記載されていますが、西浦大塚では小中一貫教育を検討する方針が示されています。

 

社会的な動き

文部科学省の中央教育審議会で取りまとめられた答申の中に、「9年間を見通した新時代の義務教育の在り方について」というタイトルで、義務教育9年間を通した教育課程、指導体制、教師の養成等のあり方について一体的に検討を進める必要があるという内容が出てきています。国全体としても小中学校を合わせて、義務教育9年間として捉えながら考えていく部分の検討をしているという状況です。

また、令和6年度から蒲郡市内の全小中学校で、中学校区を中心としたコミュニティスクールが開始されます。コミュニティスクールって何?という話は、下の文部科学省のサイトをご覧いただければと思いますが、地域と学校がパートナーとして「目指す子どもの姿」を考えながら、協働による教育活動が進められる予定になっています。こういった動きも、小中一貫教育を進める際には重要な視点になってきますね。
コミュニティスクールとは?(文部科学省)

 

蒲郡市の現状と今後

最初に書いた通り、今すぐ全てが小中一貫教育になるわけではありません。教育委員会も先進地域を視察したり検討委員会を開催していますが、具体的な内容は今後詰めていくという状況ですね。メリットもあればデメリットもありますし、小学校・中学校の合築が予定されているような西浦と、それ以外の施設自体の場所が離れている地域では形態も変わってきます。

小中学校や公民館などの移転・合築などについて触れている地区個別計画と同様に、今後の地域や教育にとって非常に重要なテーマですので、今後の動きについてはぜひ注目いただければと思います。私も住民の皆様の声をしっかり届けたいと思いますので、ご意見などがあればぜひ以下のフォームからお寄せください^^
お問合わせ・ご意見などはコチラ

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