本日3月12日から3月17日まで、4日間予算審査特別委員会が開催されます。
ここ最近、委員会の内容ばかりで面白味の欠けるブログになってるかもですが……。

予算審査特別委員会とは？
毎年3月定例会で行われていて、翌年度の予算に関する審査を行う委員会です。予算書は蒲郡市の1年間の予算が掲載されているので、当然分厚く約450ページ！ 当然1日では無理なので、項目ごとに分けて4日間10時～18時前後まで行われます。

「この事業費はどのような使われ方をしているのか」
「こんな取り組みを検討してみてはどうか」
「費用対効果はどう考えているのか」
「この事業を実施するのは相応しくないのではないか」

などなど、多岐にわたる質問が行われます。自分自身も当然質問しますが、他の方のを聞いていても面白いというか勉強になりますね。

初日は6つの質問をさせていただきました。詳細は後日、蒲郡市議会の議事録検索サービスの方にものるかと思いますが、概要だけさらっとご紹介します。

　
業務改革推進事業費　（１）RPA導入事業費
RPAは定型的な業務を自動化するシステムのようなものです。ロボティック・プロセス・オートメーションの略で、各市町村でも導入が進められていて、今回蒲郡市も導入されることになりました。業務の自動化によって、多くの時間が節約できるだけでなく、その職員は他業務もできるので、効率化の面では非常に期待されています。
「どんな定型的業務を自動化するのか」「その費用対効果をどう考えているのか」「職員も自動化のシナリオを作成できるサービスも今後検討すべきではないか」「令和3年度以降の保守費用はどうなってくるのか」などをお聞きしました。

　
業務改革推進事業費（２）AI活用事業費
AIでチャットボットのような総合案内サービスを新たに導入することになりました。お隣の豊橋市でも行っているので、どんなものかは覗いてみてください。（豊橋市AIスタッフ）市民の皆さまにお使いいただければ、利便性の向上だけでなく、窓口業務の効率化にもつながるので、これも個人的には期待している事業ですね。
「どのようなサービスを予定しているのか」「周辺市町村で利用されているものと同等のものか」「LINEなどの活用を考えているか」「管理運用・回答などの設定が重要」「令和3年度以降の保守費用はどうなってくるのか」などをお聞きしました。

　
名鉄西尾・蒲郡線支援事業（１）名鉄利用促進事業費
名鉄西尾・蒲郡線の継続についての状況についてお伺いしました。現在令和2年度末までは決まっていて、令和3年度～7年度末までの存続も、未発表ですがおおよそ大丈夫という話が出ている中で、その状況や今後のスケジュールについてお伺いをしました。また、利用促進策の新たな施策や西尾市との協力実施の状況についてお伺いしました。
「令和3年度以降の運行継続に関する状況について」「今後の正式発表を含めたスケジュールについて」「利用促進策の新たな施策や西尾市との協力実施について」などをお聞きしました。
ちなみに、4月には5年継続で正式発表ができるようなスケジュールで進めていただいています。中学生の進路選択にとっては、早期での決定をしていただいて非常にありがたいですし、5年という長期の継続も嬉しい結果ですね。

　
公共交通体系整備事業費
コミュニティバスは形原・東部・西部の3路線で、週3日走っています。新たに三谷や大塚でも協議会が設立され、運行に向けて準備が進められています。そんな中で、運行日の増加は形原を中心に要望が多いのと、路線を増やすだけでなく、既存路線の利用促進についても考えて欲しいという意味で質問をしました。
「運行日を週4日にして欲しいがどうか」「利用促進策について積極的に進めてはどうか」などをお聞きしました。

　
シティセールス推進事業費（１）シティプロモーション委託料
シティセールス推進事業費（３）うどんサミット開催負担金
シテイセールスは、1月からシティセールス推進室が設立されました。2月は映画ゾッキで非常に盛り上がっており、今後も期待される分野になっています。今回はシティプロモーションの推進方針を策定することになり、また秋には第10回のうどんサミットが開催されるとのことで、その大きな2点についてお聞きしました。
シティプロモーションについては、「シティセールスは企画か広報か、何に重点を置いているのか」「第5次総合計画や他計画との関連性について」「観光商工課での対応には限界があるのではないか」などをお聞きしました。
うどんサミットについては「過去3回開催時の人数や市の対応・補助はどうだったのか」「開催負担金が6倍の600万に増額している理由は」「負担金の支払いについての基準について」「うどんサミットだけなぜシティセールスの費用なのか」などをお聞きしました。