先日ご紹介した農業者支援交付金・償却資産申告に関する説明会が、形原公民館で行われたので行ってきました。
地域的に少ないかなと思っていましたが、他地域の方も来ていたようで約30名の方が参加されていました。もちろん私は農業者ではありませんが、これだけ新聞などでも取り沙汰されたので、市民の方や農業者の方がどう考えてるのか知りたいと思いお伺いしてきました。
1時間予定のところ蒲郡市側の説明は30分ほどで終わり、その後の質疑応答が40~50分ほどと、どちらかと言えば参加者側からの質問が非常に多い説明会でした。制度的にも「税」というのは複雑な部分があったり、国税との関係性など含めて混乱してしまうような部分もあり、単純にどうすれば良いのか分からないという方が多い印象を受けました。
全ては取り上げませんが、出た質問としては……。
・免税点(150万)は他事業を含めての合算なのか?
・明らかに免税点未満でも申告必要なのか?
・過去の固定資産税については延滞税はかかるのか?
・途中で廃業していた場合はどうなるのか?
・廃業していた方は農業者支援交付金を受け取れるのか?
・過去の償却資産の取得金額が不明な場合はどうすれば?
・税金の支払い方法や期限が分からない。
・農業者支援交付金ということで今後も農業者支援を続けて欲しい。
今まで納税できていなかった農業者の立場、納税していた農業者の立場、税の不公平さを感じる立場、それぞれの方の厳しい意見もありました。また、説明を聞いていると他業種でも起こりかねないような話であったり、かなり綿密な調査・対応をしないと農業者の中でも不公平さが出てしまいかねないので、引き続き蒲郡市側の丁寧な説明と対応が求められる事業であると考えさせられました。
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