2019年7月10日に行われた、第5期新城若者議会の4日目の会議を見学に行きました。定員20名で高校生12名、大学生5名、社会人3名の若者が集まって、明るく元気に新城のことを考える様子は羨ましく感じますね。
若者が高校・大学進学を契機に、どんどん市外へと流出してしまうのは、地方市町村ではどこでも起きています。そのようなときに、若者が蒲郡市に残る・戻ることを選んでもらうためには、「若者が暮らしやすいまちづくり」「若者が地域に郷土愛を持つ」の2つが重要だと考えていますが、若者議会のような取り組みは、そのどちらに対しても良い効果が生まれると改めて実感しました。
1,000万円以内の予算が確保されていて、若者たちが考えた提案に対して、しっかりと予算をつけて次年度に事業を実施するというサイクルが新城市では続けられています。例えば、新城図書館は若者のアイデアで3期にわたり改善が進められ、来館者が非常に増えているという実績もあったりします。
新城若者議会とは?(ホームページ参照)
新城市若者議会は「新城市若者条例・新城市若者議会条例」に基づき、平成27年4月1日に設置されました。若者が活躍できるまちにするため、若者を取り巻くさまざまな問題を考え、話し合うとともに、若者の力を活かすまちづくり政策を検討しています。予算提案権を持ち、予算の使い道を若者自らが考え政策立案します。さらにそれを市長に答申し、市議会の承認を得て、市の事業として実施されます。こういう一連の仕組みやサイクルが、日本で初めて条例で定められています。 新城に対するさまざまな意見・想いを持つ若者同士、新城について語り合いながら「新城のこれから」について若者の視点で考えます。若者が活躍できるまちを目指して、新城市では若者の一歩を応援します。
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