自民党蒲郡市議団の9名で、沖縄県へ視察へ行ってきました。沖縄県は友好都市の浦添市もあり、その表敬も含めての訪問させていただきました。ちなみに、沖縄では「かりゆし」は正装なので、議員もかりゆしを着て参加させていただいています。
初日はさっそく友好都市の浦添市へ。視察のテーマとしては「港周辺開発」「多目的運動施設」の2つ。前者は蒲郡でも東港の再開発についてさまざまな議論が進んでいますし、後者もスポーツ・観光交流拠点としての取組みは参考になる点がありました。
まず港周辺開発。
沖縄は基地問題を抱えており、浦添市でも牧港補給地区が令和6年度・7年度に返還を迎える予定があるそうです。その中で、その跡地と近隣の港も含めた開発を検討しているとのことでした。
規模感が非常に大きいので、企業誘致やマンション、商業施設なども含めた開発でしたので、そのまま蒲郡に転用できるような部分は少なめではありました。ただ、様々なテーマに分けて開発していくのは蒲郡の東港とも通ずるところがあり、イノベーションや環境先端都市などの考え方・コンセプトは参考になる部分がありました。
続いて多目的運動施設。
ANA BALL PARK 浦添という施設で、野球場・陸上競技場・体育館・プールなどが一体となって運用されています。蒲郡で言えば公園グラウンドに、体育館やプールなどが合わさったようなイメージですかね。本施設は陸上競技場のリニューアルと、新たな体育館を建設する予定ということで、工事中の現場も拝見させていただきました。
管理運営方法が、コンセッション方式のPFIで、Park-PFIによる独立採算も含めた仕組みを取っているようで、そのあたりについてもお伺いできました。蒲郡でも竹島水族館で、コンセッション方式のPFIを活用していますし、今後の様々な開発を行うときには、必ず出てくる議論になりますので、この点は様々な事例を知っておく必要があるかと感じました。
また、視察の前後に、浦添市の市長・市議会議長を表敬訪問させていただきました。
浦添市とは様々な交流事業も行われており、改めてご挨拶ができたことは今後にも繋がるかと思います。
(写真は市長室に飾られていた、蒲郡市との友好に関する記念品)
この記事へのコメントはありません。