がんばる中小企業者への支援
今までも中小企業に対する各種補助制度がありましたが、今回はそれらを1つにまとめつつ、新しい分野も対象に入れた補助制度の創設になっています。「IT導入支援」「販路開拓支援」「人材確保支援」「BCP策定支援」について、補助率2分の1で、上限10万円までの補助が受けられます。
どれも中小企業にとって重要ですが、なかなか一歩踏み込めないという事業者もいると思うので、有効活用をぜひしていただきたいですね。
繊維産業の取り組み
繊維関連企業に若手を中心としたプロジェクトとして、令和5年度には東京ガールズコレクションで発表がありました。令和6年度には、さらに発展させて、アパレル品を製作して、全国の若者・女性に対して情報発信することで、繊維産業の魅力アップを図る取り組みになります。
東京ガールズコレクションは、若い女性なら誰でも知ってるような企画で、最初はそこに蒲郡が関わるという話を聞いた時は驚きましたし、今後の動きも非常に注目しています。
ワーケーション企業誘致促進事業
蒲郡市内にオフィスを新設する企業に対して、賃借料の一部を支援することで、オフィス誘致に繋げていく取り組みになります。蒲郡市内では、平野屋さんや銀波荘さんに、オフィスが入居できるような部屋も新しく用意されています。
補助率や補助上限が年々下がっていく仕組みですが、初年度は年間360万まで補助を受けられるので、少しでもオフィス誘致につながっていくのに期待しています。
スマート牡蠣養殖の実証実験
新型コロナウイルス感染症や燃料・原油高、またアサリの不漁などの水産資源の減少など、さまざまな影響を受けた水産業の活性化を図るための取り組み。新たな水産業の取り組みとして、IT技術を活用したスマート牡蠣養殖の実証実験になります。生育状況の把握や最適作業の提案、またデータの蓄積・分析などを含めたシステムを構築する形になります。
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