鈴木将浩のまったり活動ブログ

議会運営委員会 行政視察@東京都墨田区

7月31日・8月1日の2日間、蒲郡市議会の議会運営委員会で行政視察へ。「議会運営委員会」ということで、議会に関する先進的な取組をしている地域へ行ってきました。ちなみに両日で感じたことは、議会の進め方も自治体ごとに結構違うところもあったり、議会のペーパーレス化(タブレット活用)やYouTubeでの動画配信などが蒲郡市は逆に結構進んでる印象でした。
 
 
1日目は東京都墨田区。

早稲田大学が出している議会改革ランキングで、23区では5年連続1位なのが墨田区議会。
議会の平均年齢が44歳と非常に若く、32名中11名が女性と約1/3を占めています。
 
 
一番印象に残ったのは「議会という機関としてどう動くか」という点。

蒲郡市という執行機関に対して、蒲郡でも当然ですが議員1人1人が住民からの声や様々な視点での活動はしてますが、議会という単位で動くという部分は欠けていて、蒲郡市と墨田区での大きな違いだなと感じました。委員会でも議員間での討議があったり、議案の修正・付帯決議に至った内容も多かったり、時期・テーマを区切って一定の結論を出す特別委員会を設置したり、良い意味で二元代表制のなかでの議会という立ち位置を確立しているなと思いました。

例えば、墨田区議会の令和5年度の特別委員会には以下のようなものがあります。
・放課後対策・情緒障害児等支援対策特別委員会
・公園の在り方調査・災害対策特別委員会
・自治体DX調査特別委員会

年度をまたぐ場合もありますが、各特別委員会で議論や調査を重ねながら一定の結論をまとめて、行政側へ提示していくという形は、現状の蒲郡市では出来てない動きなので素晴らしいなと感じました。

 
 
もう1点印象的だったのは、議会改革のPDCAサイクルを非常によく回しているという点。網羅的に検討すべき課題をリストアップして、4年の任期中に対応すべき優先順位を決めながら、1つ1つ議論を進めていくイメージ。蒲郡市も単発ではいろいろ進んでいますが、課題が発生した際などに都度対応になっているので、このように一通り可視化されてると分かりやすいですし、常に議会改革の意識も生まれるので良いですね。

 
個人的には議会運営委員会での視察は初めてで、「議会改革」というテーマでの行政視察は非常に刺激を受けました。墨田区のようなことを全てやるのは難しいにせよ、せっかくなら少しずつでも蒲郡市にも取り入れていければ良いなと感じています。

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