令和6年度の予算承認前ですが、蒲郡市が示した主要・新規事業を4回に分けてご紹介させていただきます!
蒲郡市制70周年
令和6年度は、蒲郡市制70周年を迎えるため、「愛し 愛され 蒲郡」をテーマに、様々な取り組みが行われます。記念事業の一覧表も出ているので、ご紹介させていただきます。周年だからこそできる企画もあり、多種多様な事業が予定されているので楽しみですね。
地域集会施設の整備促進
各地域にある地域集会施設(集会所など)の、新築・建替、修繕、空調整備、Wi-Fi整備について補助を出す制度になります。もともと、新型コロナウイルス感染症対策基金の残額を、新しく地域集会施設整備基金の方に移し、その財源も使いながらの事業になります。もともと、地域集会施設には補助制度がありましたが、それを拡充する形になります。
少しボロボロになってしまっている集会所も多く、アフターコロナで強い影響を受けた地域コミュニティに対して、改善を図るきっかけになれば良いかと思います。
電力スマートメーターの高齢者見守り
シルバーハウジング(高齢者世話付住宅)の入居者対象に、電力スマートメーターを使った見守りサービスを実施します。電力スマートメーターの情報が電力関連会社に届き、そのなかで消費電力に異常が検知された時、家族や生活援助、市などへ連絡する仕組みになります。
蒲郡文化広場の大規模改造工事
形原中学校の南側にある、蒲郡文化広場の大規模改造工事が行われます。
⚪︎避難所利用も想定した空調設備の新設
⚪︎競技用床面の全面改修・備品更新等の実施
⚪︎トイレの改修やバリアフリー対応
⚪︎太陽光発電機設備及び蓄電池の設置
工事期間は令和6年7月上旬から令和7年3月までの期間で、その期間は体育館・ふれあい会館の利用が休止となりますのでご注意ください。(多目的運動場とはなのき広場は利用可能)
骨粗しょう症リスク検査
肺がん検診の胸部X線撮影の画像をAIで解析し、骨粗しょう症リスクを評価する取り組みが新たにスタート。肺がん検診のレントゲン画像を活用するので追加検査の必要もなく、自己負担金300円でできるので、多くの方に実施できて、早期発見・早期治療に繋げられるため、デジタル活用の良い事例になるかなと思います。
都市公園の老朽化施設の更新
老朽化した遊具や照明灯等の更新、トイレのバリアフリー化を、全部で14ヶ所の公園で行います。
薮田公園(遊具更新)、北浜公園(遊具更新)、星越公園(遊具更新)、中ノ坊公園(遊具、照明灯更新)、寺戸公園(遊具更新)、丸戸公園(遊具更新)、御馬公園(遊具更新)、前田公園(遊具更新)、向山公園(遊具、トイレ更新)、須田公園(遊具、トイレ、照明灯、引込柱更新)、矢田公園(遊具、照明灯更新)、大坪公園(照明灯更新)、天伯公園(照明灯更新)、東浜公園(照明灯更新)
既存住宅に省エネ化の改修費補助
ゼロカーボンシティの実現に向けて、既存住宅の省エネ化(開口部や躯体等の断熱化、設備の効率化)のための改修費を補助する制度。上限は70万円になりますが、補助額や補助率、また補助要件が細かく決まっているので、実際に利用する際には注意が必要になります。
PG1クイーンズクライマックス
ボートレース蒲郡で、年末に女子選手の賞金王決定戦になる「クイーンズクライマックス」が行われます。女子レースは売上が良い傾向で、業界売上規模No.2のレースになるそうで、ナイター場では初開催。本レース売上規模は200億円。令和6年度の蒲郡市の一般会計の予算規模が420億円なので、その規模感もわかるかなと思います。
ボートレースは、令和6年度にはキッズパーク、令和7年度にはコミュニティパークがオープンし、それ以外にも市の財政に大きな良い影響を与えています。このレースも成功を期待しています。
ちなみに、コミュニティパークの工事も令和6年度から始まります。フットサル、バスケットボール、スケートボード等が楽しめる3種類の多目的広場と、公園を合わせた施設になります。
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