鈴木将浩のまったり活動ブログ

総務委員会@香芝市のデマンド交通②

総務委員会の行政視察@香芝市編 その2

香芝市ではコミュニティバスとデマンドタクシーを併用していて、デマンドタクシーは平日の9:00~16:30の間、1回乗車200円で利用可能なサービスを提供。8台運行していて年間約4,000万円だそうです。

ちなみに、蒲郡市はデマンドタクシーはしていませんが、「高齢者割引タクシー制度」というものがあり、タクシーを3割引き(蒲郡市負担は最大1,000円まで)というサービスがあります。そちらは、平成30年度決算で約1,700万円だったので、デマンドタクシーにすると予算的に倍以上かかるのが難点。

ただ、高齢者割引タクシー制度を廃止して、デマンドタクシー導入に舵を切れなくもない予算感という印象でした。一方でタクシー会社への配慮、民業圧迫をしないような仕組み作りも必要にはなりますね。

蒲郡市ではコミュニティバスを全域に広げようという動きもあります。
ただ、香芝市の事例を聞いて、一部地域にはデマンドタクシーを導入するのもありなのかと思いました。コミュニティバスも便利なのですが、往復の時間が合わなかったり、バス停まで距離がある人がどうしても出てしまいますしね。

一方で、香芝市に比べて倍以上広くて横長な蒲郡市では、移動時間がどうしてもかかってしまうので、そのまま全域利用できる形での導入というのも難しいかもしれませんね。蒲郡西部から蒲郡市民病院や市役所へ行きたいという声も良く聞きますし、そういった場合はコミュニティバスの乗り換えだけでは限界があるので、例えば西浦・形原から市民病院に行きたいというときに、デマンドタクシーが使えると非常に便利にはなりそうです。

今後は高齢者の方が免許返納をする場合も増えてくるでしょうし、交通の足としてコミュニティバスはもちろん、デマンドタクシーの有効利用を、蒲郡市にも提案をしていきたいと思います。

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