西浦の知柄漁港の未活用地について、改めて現地へいって現状を確認してきました。
この埋め立て地は、広さ7万4,700平方メートルで、総工費約27億円をかけて平成12年に完成しました。完成から約20年間、着工から考えるとそれ以上の年月が経ち、地元の漁業・水産業の状況も変化する中で、活用されることない状況が今も続いてしまっています。
計画当初では、西浦マーケットや水産加工場を移転したり、龍田浜を活用した水産業、そして臨港道路をつなげるという話がありました。今もそのような話を進めているものの、なかなか前に進まないというのが現状です。田原の道の駅や西尾の魚広場のような大規模な施設をすぐさま作って……という話は難しくても、今後の蒲郡の水産業の未来を考えると、この未利用地を十全に活用していく必要があると思います。愛知県・蒲郡市と地元住民が協力しあって、小さなことからでも有効な手が打てないか、私も知恵を絞っていきたいと思います。
埋め立て地の南側からの写真をご紹介。
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