11月5~7日の3日間、文教委員会の視察で京都・三重へ行ってきました。
初日11月5日は京都市で、先日視察した沖縄県名護市と同じく「小中一貫の義務教育学校」がテーマ。清水寺の近くの「東山開睛館」という学校で、5つの小学校と2つの中学校が合併した、大きな義務教育学校です。
蒲郡市でも義務教育学校として「西浦学園」が始まりますし、それ以外でも小中学校の統廃合が予定されています。そのなかで、小中一貫教育としての義務教育学校はもちろん、複数の小中学校が合併するということでの課題と対策についてもお話を伺うことができました。
学校間での人数・学力差・部活動の問題、学校までの距離が長くなることへのスクールバスの導入、学校ごとに異なる考え方・教育方針、地域との関係性など、参考事例をさまざまお聞きできました。
小中一貫校に関する話も勉強になりましたが、上記の学校の統廃合によって生じる課題などへの対応について伺えたのは、沖縄県名護市の事例とはまた違ってよかったですね。西浦・塩津ではあまり関係ありませんでしたが、今後は複数の小学校を1つにするという事例が蒲郡でもでてくるので、その点で勉強になりました。
あと、個人的に印象的だったのは、沖縄県名護市もそうでしたが、小学1年生から中学3年生までがいることで、中学生世代が下の子供たちを見るという点で、良い効果を及ぼすという特徴を、それぞれの学校の先生方が強くお話をされていたこと。今まで蒲郡市からの説明でも似たような話は聞いていましたが、やはり実際の現場の方々から、同様の話を聞くと説得力が増すというか、その点での効果を期待したくなりますね。
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