海上自衛隊の「砕氷鑑しらせ」が蒲郡港に初寄港されました。蒲郡自衛隊協力会・蒲郡自衛隊家族会に入っている関係で、22日午後の一般公開前に艦内をご案内していただきました。また、翌日23日には砕氷艦しらせ歓迎会が行われました。
「砕氷」の名の通り、南極へ毎年往復している艦艇。
11月に出航し、年末頃に南極・昭和基地に接岸、2月頃に南極・昭和基地を出発、4月頃に帰国するのが定例だそうです。ちょうど8~9月は全国を回り、一般公開などの広報活動や南極に向けた各訓練を行っているので、その1つとして今回蒲郡への初寄港となりました。
今まで様々な艦艇が蒲郡港に来ていますが、少し違った雰囲気も感じました。艦橋もスペースが広い感じがしたり、艦内にエレベーターがあったり。南極へ向かう艦艇ということで、特徴的な機能も備えている感じでした。
それ以外にも、一般公開に向けて「南極の石」や「南極の氷」が展示されていました。また、南極の地図もありましたが、今までしっかり見ることもなかったので、改めて「南極ってこんな感じだったんだ」というのも分かりました。
また、艦橋に展示されていましたが、南極で約1か月設置されているだけで、下の画像みたいに旗が劣化するそうです。こういうのを見ると、環境の厳しさというのを感じますね。
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