総務委員会の行政視察が7月30日～8月1日の3日間行われています。

「移住定住促進・空き家対策」と「防災・減災」などをテーマにした視察で、各地の先進事例について学ばせていただく内容になっています。今年は東北で、青森県八戸市、宮城県名取市、福島県相馬市へ行くことになりました。1日ごとにご紹介させていただきますね～。個人的には非常に勉強になっているので、どう市政に生かしていくか、しっかり考えて行動していきたいと思います。

　
総務委員会行政視察1日目「青森県八戸市」

移住・定住促進に関する行政視察。八戸市は8市町村と一緒になって八戸圏域連携中枢都市圏を宣言し、共同で事業を進めています。さまざまな取り組みが行われている他に、クオリティが高いムービーや、相談窓口やお盆時期の駅でのPRなど地道な活動が印象的でした。海があり山があり産業もあるという、同じような環境の中での成功事例として、蒲郡市が今後どう移住・定住を促進を進めていくのかを考える上で良い勉強になりました。

また、途中で説明に出てきた「八戸のうわさ」は、ここ最近読んだまちづくりの本に載っていた事例で、実物を見れたのは良かったです。まちが一体になってる感じがして良い雰囲気でした。

▽紹介いろいろリンク集
・八戸圏域連携中枢都市圏 半都半邑の楽しさ
・八戸ポータルミュージアム
・八戸のうわさ
・ほんのり温ったか八戸移住計画

以下、視察メモ。　※メモコピーなので謎な文面があるかもです。

☆ご挨拶
・全国で10位以内の水揚げ、全国13の施設にも選ばれている。
・48番目の中核都市、夏の三社八戸大祭（ユネスコ無形）
・300店舗を越える朝市が名所。夜の横丁も見所になっている。

☆広報ムービー（15分）
・テレビ風で芸能人＋声優を起用している。東北新幹線開業にともなって作成した。
・蕪島（蕪島神社）＝かぶあがり（株上がり）、種差海岸、いちご煮（郷土料理）
・3つの国宝（2つの甲冑、土偶）、290年の歴史八戸三社大祭
・八戸ポータルミュージアムハッチ
・グリーンツーリズム、果物狩り
・山の楽枚→廃校を利用、そば畑8月下旬～9月初旬が見所、そば打ち体験、せんべい作り体験

☆広報統計言果シティプロモーション推進室
・移住とUIJターンの促進→対象の層を分けて、それに対する実施事業を分けている（ターゲットが分かりやすい）
・八戸圏域連携中枢都市圏の宣言を8市町村で行った。
・圏域人口32万人、通勤通学園や商圏を明確に分析している。8市町村が移住促進を共同で行っている。
└ ポータルサイト、パンフレット、移住セミナー、SNS
└ 帰省時期に八戸駅でふるさとPR =地道な活動
└ 相談窓口（東京にも事務所あり）
└ 地方自治体が実施する移住、定住対策に要する経費に対する特別交付税を利用
・移住交流し推進機構(JOIN)のホームページやイベント活用
・広域だからこそ、多様なスタイルを提案（海山里都）
・移住された地域→青森7件12名より八戸19件36名と多い （相談窓口経由）
└ 理由で多いのは地元で暮らしたい」が多数
・八戸市の相談窓口の受付件数は、 H27で44件、 H30で548件と増加
・行政広報=行政サービス広報、政策広報、地域広報（シティセールス）
・シビックプライド→愛着、誇り・共感=住み続けたい、人に勧めたい。
・ツイッター32714（中核市の中で2番目の多さ）、フェイスブック2715、 LINE 2663
・課題＝移住者の正確な数が把握出さない、八戸圏域の認稜、多様なニーズへの対応、
・展望＝首都圏での相談会・セミナー、ポータルサイト、関係人口増加への取り

☆産業労政課
・ほんのり温ったか八戸移住計画
└ 就職活動に必要な交通費、移住のための引越費用、家賃、学用品等購入費の助成
└ 北東北3県以外の地域に1年以上居住している45歳未満
└ 移住準備助成1回上限10万円→高校生以下の子どもがいると住宅費助成月額3万円以内も
└ H30年就職者数37名（56世帯員数）、4年間で85名（146世帯員数）
└ 関東からの移住が多い（83名中58名）
└ 75%くらいが地元・山森の人が移住

☆建築住宅課
・空き家ポータルサイト「はちのへ空き家ずかん」
・はちのへ空き家再生事業→地元のスポーツチームの連捜し3年計画で3つの事業を実施する
・PR動画を作成してインターネットで配信する。
・八戸のうわさ山本耕一郎
・空き家510件→特定空屋7件、そのまま270、修善必要240