STATION Aiは、名古屋に新しくオープンした国内最大級のオープンイノベーション拠点。愛知県主導で、民間からも多数の協力をもらいながら、2024年秋にオープンしました。
蒲郡市でも新産業創出についての取組があるなか、今後の愛知県との連携はもちろん、実際にSTATION Aiに入居されている企業も2社あります。自民党・公明党の市議団で現地視察と、入居企業の声をお伺いいたしました。
STATION Ai とは?(参考:ホームページ)
スタートアップ企業の創出育成およびオープンイノベーションの促進を目的に様々な支援サービスを提供しています。700社を超える国内外のスタートアップ企業、パートナー企業、VC等の支援機関や大学等がSTATION Aiに参画し新規事業創出に取り組んでいます。
また、STATION Aiには、スタートアップをはじめとする新規事業創出に取り組む人々のためのオフィス、フィットネスジム、テックラボに加え、一般の方も利用可能なカフェ・レストラン、ホテル、イベントスペース、あいち創業館が併設されています。日本経済を牽引する産業の集積地である愛知・東海エリアの既存産業と新規事業の融合させ、新たな価値を生み出すハブとなることを目指します。
まずはグルっと施設見学。
国内最大級の名前の通り非常に大きな施設で、企業が入居する個室スペースや会議室、コワーキングスペース、カフェや飲食店はもちろん、フィットネス室や託児所、ものづくり機材室など様々なサービスが詰まった施設でした。ちょうど到着したのがお昼の時間帯で、多くのかたが飲食スペースを利用されていたのと、外国人の方も大勢いたのが印象的でした。
現在利用されているのは、500社のスタートアップ企業と200社のパートナー企業。スタートアップ企業は創業間もない企業で、パートナー企業は大企業~中小企業のようなイメージです。
入居されている企業の規模や業態などで、それぞれ目的も違うかなと思いますが、大きなポイントはビジネスマッチングの部分。スタートアップ企業としては各種支援だけでなく、いろんな企業に自らのサービスを知ってもらう場ですし、大企業・中小企業にとっても新産業を生み出す機会を見つけ出すことができ、「新たな価値を生み出すハブ」になっている印象は、短い時間でしたが感じさせていただきました。
施設見学後は、蒲郡の金トビ志賀さんが入居されてるということで、実体験の話をお伺いできました。まだ、実際にSTATION Aiが稼働して数カ月なものの、着実な動きも出ている様子。ハコモノで終わらない、実際に新規事業・新規取組が進んでいるという点も印象的でした。
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