引き続き、京都会議のお話。
日本人絶滅の危機 日本の未来につなぐバトン。出生数改善と子育ての課題を考える
第一部では「未来の年表」の著者でもある河合雅司氏による公演がありました。あの本の著者らしく、今後の未来に起こるであろう現象をデータをもとに解説していて、日本が抱える今度の大きな課題として改めて痛感しました。AIやビッグデータなどが発展する中で、人口が減っても経済成長は持続できるという話もありますが、だからといってこの問題を放置すれば良いものではないと思いますね。
第二部では、出生数改善を果たしている長泉町長の池田修氏とのパネルディスカッションがありました。出生率が全国1.43ですが、長泉町は1.8という数字で、人口増加は静岡県一で、子育てするなら長泉町と言われているようです。
池田町長からは社会全体が子供を歓迎するという空気を作る必用があるというお話がありました。そのためにも、子育て家族を守る空気が重要で、政策の積み上げとパッションが必要で、それを見せるためにも大きな財源的な支援をすべきという話は、個人的に非常に共感しました。その結果、住民が行政に好意的になり、住民が積極的にまちの良さを発信してくれるという好循環か出来ているようです。
京都会議の2日目には、日本青年会議所会頭の新年の挨拶もありました。
今年の日本青年会議所はSDGsに対して、全国的に取り組みを広げていく予定なのでぜひご期待ください。
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