2019年7月16日に、三谷水産高校で「みらいく」の事業を蒲郡青年会議所が行いました。
今年は蒲郡市長選挙の年ということで、蒲郡高校・蒲郡東高校・三谷水産高校の3校にご協力をいただき、高校生に対してみらいく事業を実施することになりました。18歳から投票権を得た初の市長選挙となるため、若い世代がこのまちの未来を考える良い機会で、これを機会に若い世代が自分の住み暮らすまちを知り、未来を考え、当事者意識を持ってもらえるように開催をしました。
みらいくとは?
わが国の子供たちは政治教育を受ける時期は、諸外国よりも遅く小学校5年生後半からという現状があります。子供の頃から政治が身近で感じられれば、リテラシー力に優れた子供たちが増え、小中学生より積極的な政治参画への意識をもつ子供たちに政策リテラシーを身に付ける事を目的としています。
目的
子供たちが身近な学校や地域社会の課題を考え、課題解決に向き合う事により、正しい判断力を見極める力を養い地方政治の魅力が広がることで、地方政治レベルの質的向上のために、政治参画意識の確立を目的とします。
概要
本プログラムの重要性を伝えることに尽きるものでなく、投票の際の判断基準を伝え、政治参画意識を養うことも含まれると考えます。さらに少数でも政治に参加する事を学ぶことで積極的な政治参画意欲を高め、課題を解決できるようになるための「若者がつくる未来プログラム~みらいく~」プログラムを推進します。
一限目は、簡単な授業と個人ワーク&グループワーク。民主主義や蒲郡市の抱える課題について学んだと、若者の市外流出を止めるためにはどんな企画が良いか?について個人ワークをしていただきました。その後、6人1組に分かれてのグループワークと、チームごとに考えた企画の発表を行いました。
二限目は、2クラス合同での発表会&投票。4チームが発表をして、その後に実際の選挙で使う投票箱に、一番良かった政策を投票しました。見事1位に選ばれたのは、企業の活性化を狙う企画でした。
90分で授業に個人ワーク、グループワークに発表、そして投票と盛りだくさん。逆に1つ1つが駆け足になってしまった感はありましたが、高校生の皆さんには、蒲郡のことを考える機会にもなりましたし、初めて投票箱に票を入れるという体験もしていただき、ほんの少しでも今後の選挙に行ってみようという気持ちが芽生えたならうれしいですね。
最後に……裏方をした青年会議所メンバーのみなさま。動画を高校生がみている間に、廊下で必死に投票集計をする図。
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