7月6日に経済委員会の管内視察が行われました。
管内視察とはなんぞや?
というところですが、簡単に言えば「現地視察」です。経済委員会が対応するべき範囲、例えば観光商工や農林水産、土木港湾などに関連する施設・事業について、実際の現場を見たり説明を聞いたりしてきました。
今回の管内視察で訪問したのは……
・昨年度新しくオープンした「水竹公園」
・本年度から指定管理となった「海辺の文学記念館」
・クルーズ船などが寄港する「-11m岸壁」
・生産性向上のための「西迫西地区ほ場整備」
・営業開始となった「BOAT RACE 蒲郡」
水竹公
水竹公園は2億2,000万円かけて昨年度オープンした、蒲郡市内でも比較的大きな規模の公園です。
小さなグラウンドのような施設までありますが、非常に多くの方に利用されているため、逆に団体利用は現在受付ていないようです。1週400mのウオーキングコースもあったり、ちょっとした防災的な工夫も行われています。写真のベンチには防災関連の備品が収められているそうです。
また、噴水(ミスト?)も出るようになるらしいです。10:00~17:00の時間内で、00~45分の間は3分でて2分止まるを繰り返して、45~60分は止まるという形で、7月中旬から開始予定だそうです。
海辺の文学記念館
本年度から蒲郡クラシックホテルが指定管理となりました。
新型コロナウイルスの影響で、4月などは来場者数90%減と、良いスタートダッシュが切れたという訳ではありませんでした。ただ、7月は昨年以上の来館人数になりそうということで、今後にも期待が持てそうですね。
防犯設備を整えたり、時手紙の商標登録を申請したり、今後は飲食提供などを考えていたり、いろいろと計画を進めていただいています。竹島の目の前という非常に良い立地を生かし、ぜひ観光の視点で蒲郡を盛り上げる施設になっていただきたいです。
-11m岸壁&西迫西地区ほ場整備
基本的には貿易港として活用されていますが、クルーズ船や自衛隊の艦船が来た港と言うと分かりやすいかと思います。
現在は350mまでは利用されていて、本年度30m延伸する予算が付いたそうです。計画では450mまで延伸予定とのことで、着実に工事が進んでいます。また、背後地の埋め立ても進められていて、本格的な貿易港としての活用に向けて、着々と準備が進められています。
また、西迫西地区ほ場整備は、愛知工科大学の東側の地域になります。
ほ場整備とは何?って話ですが、様々な農地が入り組んでバラバラだったり、複雑な形になっているのを、農業用水路・道路を整備し、区画を大きく整形し効率的な農作業と生産性の高い農地を造成することを言います。約70%程度のほ場(水田・畑)が出来上がっていて、残りの整備を進める予定だそうです。
あと、合わせて道路整備も進められていて、こちらは本年度工事が完了するため、来年度4月から開通をさせる予定だそうです。
BOAT RACE 蒲郡
最後に訪れたのはBOAT RACE 蒲郡。
しばらくは無観客試合を行っていましたが、ようやくお客様を入れての開催が出来る段階になってきました。
ただ、それでも中央ゲートを封鎖して、左右の入場口だけにしているようです。さらにその入場口で人数管理をしているだけでなく、サーモグラフィーなども導入して、かなり感染拡大防止策を行っているのが見受けられました。
実は無観客試合でしたが、売上自体は激減しているという訳ではなく、代わりに電話投票なども伸びているという状況でした。本年度は11月にSGが開催され、令和3年度にもSGの予定があるとのことで、今後にも期待が持てそうです。新型コロナウイルス感染症に関するさまざまな施策は、モーターボート会計からの繰入金が大半を占めていて、蒲郡市にとってはなくてはならない施設ですね。
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